補強・耐震

REINFORCEMENT

長年培った技術を活かし、最適な補強技術を提案いたします。
現在、全国にある約70万の橋梁のうち、20年後には半数を超える67%が耐久年数を超える状況となっています。
国民の生命・財産を守るために、事故の未然防止は必要不可欠です。鋼板や炭素繊維シートなどの高機能材料で補強を行い、頻発する地震や外的作用への抵抗力を上げ、人々の安全な暮らしを守ります。

補強・耐震例

第三者被害防止のための予防保全や、大規模震災時に復旧作業が円滑に進むよう、インフラの補強を行います。
今まで培ってきた補強技術で自治体の橋梁長寿命化計画に基づいたメンテナンスサイクルの一翼を担っています。

  • コンクリート片はく落防止対策の下地処理

    コンクリート片はく落防止対策工の下地処理として、ぜい弱部やレイタンス、異物などを超高圧水により除去し、付着性能を高めます。
    ※高所作業車による上部工のWJ(P)処理施工

  • 炭素繊維補強工

    水管橋橋台を炭素繊維シートにより補強しています。

  • 橋脚の鋼板巻立てによる補強

    道路橋の橋脚を鋼板巻立てにより補強しています。工事によって、橋脚基部はダイバーによる水中架設を行います。

  • 支承のリフレッシュ

    腐食した支承にブラスト工による素地調整を行い、金属溶射+封孔処理により防錆機能を付与し、長寿命化を図ります。

  • 乾式止水材工

    排水機能が不十分であった橋梁伸縮装置に対し、橋の伸縮に追従する性能をもつ乾式止水材を設置し、橋梁下部工および桁端部の長寿命化を図ります。

  • 落橋防止装置工

    既設構造物を損傷しないよう、十分な調査を行い、落橋防止装置を設置します。
    落橋防止装置工は、調査・設計・施工の総合力が必要となります。

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